リオ記

つらつらら

11/26

 おはようございます。

 今日も4:30頃に目が覚めてしまった。お手洗いとうがいを済ませ、すぐさま部屋の灯りをオレンジでもっとも暗いものに設定した(青と黄色の家電)。

 ここで再び眠ってしまうとおじゃんになる。いつもそのとき、忘れたいような夢ばかり見るのだ。

 なのに、目は閉じてしまった。3度ほど目が覚めたとき、どれだけ気持ち悪かったか、悔しかったか。

 6:57。ギリギリの時刻にやっと身を起こし、洗顔の行程を飛ばして身支度をすれば、いつもの電車に間に合った。

 駅から職場へと歩きながら、globeの『wanna be a dreammaker』が頭に颯爽と流れ込んできた。


https://youtu.be/VdOdDDuMiwY


 悪い夢を見た。と、認めたら、何か特別なものがもたらされるだろうか。

 同曲のMV中にガラスの割れるシーンがあり、それをそのままライブで再現していたな、と思い出しながら、職場へとたどり着いた。

 ロッカーを開けて着替えていたら。

 扉の内側に手乗りサイズの鏡が取り付けてあったところに、私の腕が当たった。


 「落ちたよ」と、先に気づいて声をかけてくれたのは後ろにいた先輩。

 とりあえずで持っていたビニール袋を用意すると、その先輩が「破れないように」ともう一枚袋を渡してくださった。「いつでも管理人とか事務の人に言ってみて、時間あるときに」と、教えてくださった。精一杯、社会人0年目は「ありがとうございます」と伝えながら、見えている破片だけでもと拾った。


 破片の残る床と、朝礼。

以前に連絡違いで朝礼時に別の部屋にいた私を慌てて上司の方が呼びにきたということがあった。ならそっちのほうが大事なのかなと独断を決めた私は、袋を持ったまま朝礼へと向かった。

 そのあと報告し、上司ととともに更衣室へ向かった。廊下の掲示板に立てかけてあった、紙を挟んだクリップボードに、上司と私の腕が当たった(先に当たり傾いたのを、私の腕が床へ倒した)。ボードの端から、小さな2つの欠片が生まれ出た。上司はボードを戻し、欠片を捨てた。

 ロッカーの前を箒で履いてくださるのをなぜか見ているだけの状態にされた私は、事務や管理の人に伝えたほうがスムーズだということを聞いた(朝礼までに連絡してくれるという)。

 その方が破片の分別廃棄をしてくれるので、袋を渡し、業務に戻った。

 「すみません」と2、3回言った。「連絡を後回しにしてしまい」とその前に付け足せば、きっとワンランク上の謝罪になっただろう。



 帰宅して身支度と片付けを終えるとすぐにピアノを開け、曲づくりに取りかかった。サビと全体の音の流れが決まっていたものを1つ進めた。『-dreammaker』が流れ込んでくる前に浮かんでいた音をピアノで弾き、響きを確かめた。

 上上。中盤頃までの伴奏と、その後調が数度入れ替わるなど展開するところについて、パターンをいくつか試した。そして、満足のいく音が出、そのまとまりをいったん頭に入れこんだ。明日また、その2つを指で弾けたら盤石だ。

 


 明日の朝はラムレーズン入りの『チョコまみれ』を、1枚だけ食べたい。